アメリカ サンフランシスコ

  アトランタを早朝にたち、ほぼ真反対の太平洋に面するサンフランシスコに旅立った。今回は、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ラスベガスに滞在し、ラスベガスからグランドキャニオンへのツアーにも参加する予定だ。
 
 昼ぐらいにサンフランシスコに到着。長距離列車のバートに乗り込む。日本のスイカカードみたいなものを購入し、乗車する。平日だからか閑散としている。車窓から流れる景色はゆったりとしていて心地よい。起伏があり住宅地が重層的に並んでる。

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 パートに乗ること約10分、パウエル駅に到着。初のバーガーキングで昼食をとり、地下鉄に乗ってAT&Tパークを目指す。サンフランシスコ内の移動はトロッコ電車、バート、地下鉄とバスおよび路面電車からなるMuniで可能だ。Muniはアプリでチケットを購入して2時間は乗り換えし放題。すなわち一度買って目的地からの往復も可能。2000年にできたAT&Tパークはジャイアンツのホームグランドであり、海ぽちゃホームランが有名だ。球場に沿って歩いていくと、ヨットがいっぱい停泊している。

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 そこからユニオン広場まで戻りマーシーズで買い物をした。メーシーズは伊勢丹ぐらいの広さで各階にカフェやバーがありゆったりできる。今回は、ワインバーで休憩を挟んだ。いただいたのはNotes2016のカルベネソーヴィニオン。カリフォルニア州はワインの主要産地でありナパやソノマのワインが有名だ。Noteはナパのものらしく、美味しかった。この日はホステルに宿泊し終了。

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 次の日

 宿泊したホステルでは朝食が食べ放題だった。腹を満たし、ロンバートストリートまで徒歩で向かう。サンフランシスコは起伏が激しすぎて歩くのしんどい。途中何度もタクシーを呼んでしまいたくなる思考を振り払い、足をひたすら動かす。途中の道端で桜が咲いていて、風情を感じた。日本人の感性を失っていない自分に安心する。ふと周りを見るといかつい窓枠が目立つ。サンフランシスコはテンダーロインなど一部危険な地域があり、鉄格子が窓枠についているのでぶっそうだった。

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やっとロンバートンストリートにつく。花が咲くには早すぎたのか、写真映りは微妙だった。しかし、その入組み方は伝わるだろう。8つのぐねぐねした下り道のカーブは運転スキルがないとクリアできなさそうである。

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そこから、意地になり徒歩でフィッシャーマンズワープに向かった。まだ、朝が早かったのかどこのお店もやっていなかった。しばらく歩くと蟹の専門店があった。新潟で見かける越前蟹などとは違う形で渡蟹に近いのかな?

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そこから歩いてサンフランシスコ海事国立史上公園へ。いわば、砂浜のある海岸である。砂浜の向こうには、刑務所があったアラカトル島が堂々と見える。そこからしばらく進むとパレスオブファインアーツが建っている。ヨーロッパぽい旧城跡といった感じ。水たまりに反射する像を撮ろうと頑張った。

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当初は自転車を借りてゴールデンゲートブリッジに行く予定であったが、坂道をこげる自信がなくなりライムという電動スクーターで移動した。自転車と同じくらいのスピードがでてこがなくていいので快適だった。40分使っても18ドルと自転車を借りるより安く移動できた。海岸線に沿って進み、ゴールデンゲートまで来た。なんとスクーターで横断できるらしいのだ。端の道幅は狭くて二台の自転車が通れるくらいだ。なかなかの見晴らしで、風を斬りながら進むのは爽快だった。

ゴールデンゲートブリッジは鮮やかな朱色で、霧が立ち込めるサンフランシスコで目立つ仕様になっている。しかし、かつては建設不可能といわれていた。それでも住民の強い要望により実現された。容赦なく吹き込む風と不安定な足場は建設のネックになったらしい。

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そこからはスクーターの充電がなくなり、なくなく徒歩でPier1まで移動。帰りはフェリーでPier39まで戻る計画をたてた。Pier1付近には美味しいと評判のハンバーガーショップがある。そこは、モスバーガーのような味で悪くなかった。薄味で少し物足りなかったというのは私感だ。

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 フェリーで対岸へ移動あ。朝ゆっくりできなかったフィッシャーマンズワーフへ。ザ港町と言った感じで栄えている。ゴールドラッシュを背景に栄えたらしい。

 ここでクラムチャウダーは見逃せない。サワーブレットのプレートに温かいクラムチャウダーのコンビネーションが絶妙。美味しかった!

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まとめると、サンフランシスコは公共交通機関が発達しており、観光しやすい。反面、歩いての移動はお勧めできない。港町として栄えており、ヨーロッパっぽい雰囲気。それは、街並み、自然や天候によるのかもしれない。アメリカ本土の旅行客が多くニューヨークとは違っていた。比較的、治安は良く、親切な人が多い。