アメリカ ニューヨーク
”眠らない街”ともよばれる米国最大の都市。多様な民族が集まり、それぞれがコミュニティを形成していて"アメリカであってアメリカではない"とも表現される。ブロードウエイ、おしゃれな5番街、タイムズスクエアなどの派手さと対照的に、マンハッタンから離れた地区では犯罪が多く、ドラッグの横行など影と光のあるニューヨーク。
空港に到着したのは16:30。そこからメトロカード を購入し、地下鉄を使ってタイムズスクエアが綺麗にみれるTKTS周辺の階段へ移動。地下鉄の中ではいきなりパフォーマンスが始まり、さすが自由の国アメリカだと思った。個人の主張や表現が社会受け入れられる国だからこそ成り立つ文化だ。
ニューヨークの町はシンプルで碁盤の目状になっている。駅名も通りの名前が含まれていて、マンハッタンを北上するのをアップタウン、逆はダウンダウンである。方向さえわかれば楽勝だし、東京ほど路線がないから単純。
タイムズスクエア周辺ではNYのロゴがついたおみあげ店が軒を連ねていた。比較的明るかったので街を散策することにした。
ジャマイカ駅
まだ明るいタイムズスクエア
ロックフェラーセンター
超高層ビルで、高すぎてカメラに全景を写せない笑。スケート場があり、ライトアップされて綺麗だった。道中にはM&Ms、任天堂などのショップがあったし、コリアン料理やラーメンを売ってる店が並んでいた。アメリカにあるアジア料理はアメリカナイズされ日本の料理を食べても首を傾げる味だ。
アイスリンク①
アイスリンク②
タイムズスクエア
やっと日も落ちたので写真をパシャリ。カウントダウンでよくみている感じに撮れて満足。眠らない街と言われる所以を見た。観光客でごった返した町は一人旅の人がむしろ少なかった。あと、海外で日本人である自分はマイノリティであるとひしひしと思わされる。日本では日本人が多く、自分がマジョリティであり心地が良く思っていた。が、アメリカではそうはいかない自分を発信して存在を訴えることがいかに大事かがわかる。発信しなければ自分の価値を見出せなくなってしまいそうだ。
その後、徒歩で移動しイントレピッド海上航空宇宙博物館の外観を写真に撮ってホステルへ。
夜のタイムズスクエア
ユニオンシティにあるホステル周辺
地図で言うとマンハッタンの上側に位置する。ヒスパニックの人が多い。平均所得は低く治安もそんなによくなかった。マンハッタンからちょっと離れただけで雰囲気がガラッと変わるのに驚いた。マンハッタンにいるだけでは体験できなかっただろうな。ホステルではインド、スペインから来た人と相部屋になり、自国の文化や日本のここが変について語り合った。スペイン人は日本に来たこともあるらしく、嬉々として日本で観光した場所を語ってくれた。
夕食は近くにあるレストランでとった。そこはスペイン語しか通じず、オーダーを手振りで伝えた。味はアジア料理に近くボリューム満点で満足した。閉店するときにグラシアスと挨拶できた。
マンハッタンのスカイライン
ホステルからしばらく歩いたところにマンハッタンを一望できるところがあった。景色は本当に一押し。この景色を見て、ここで一旗上げてやるっていう意識が芽生えるのもわかる気がした。
セントラルパトリック大聖堂
ジェット船にのりマンハッタンに上陸。徒歩で教会まで歩く。気づくと荘厳という言葉が似合う建築物がそこにあった。たくさんの人が集会のために訪れていた。中のステンドガラスやオルガンが芸術的で見惚れてた。
セントラル・パーク
都会の中にあるのに騒音が気にならずゆったりと時間が流れる公園だった。シカゴのサタデーインザパークにあるように楽器を弾いたり、屋台が出ていたりしていた。芝生に寝転んでみると時間がものすごくゆったり流れる。
アメリカ自然史博物館
ナイトミュージアムのロケ地。今回は外観だけ。
ニューヨークの街並み
夜はミュージカルを見る予定なので、タイムズスクエアまで30分かけて戻った。時間潰し。
ミュージカル
チケットの受け取りは30分前から始まる。チケットの受け取りを待っているとフランクなアメリカ人が話しかけてきた。何やら音楽活動をしているらしくCDを配っているとか。いらないと言ったら無料と言われたので受け取った。すると態度が変わり10ドル請求されてた。話が違うと言っても聞く耳を持ってくれず"ありがとう"の一点張り。本当に困った。首尾一貫せず曖昧に対応するクセが出てしまい本当に後悔。アメリカ2ヶ月くらいるのに払拭できない日本人のいけないところだ。後日、CDを再生すると音源が入ってなかった。
ミュージカルは最高だった。ミーハーな感想だが、ストーリーの分かりやすさはもちろん、演出(空飛ぶカーテンは特に鳥肌だった)が良かった。観客との距離も近く、冗談をかましてきたり、一緒に歌えるシーンがあったり本当に楽しめた。アニメも映画も好きだけど、観客との一体感がたまらなくここちよい。ストーリーは、人生で本当に大切なものはお金には替え難く、逆境にあっても自分を貫くことが大事だなと思わせた。
早朝、地下鉄を使ってウォール街へ。デカプリオ主演のウルフオブウォールストリートという映画の舞台だ。ビジネスマンが多く、みんなせかせかしていた。観光客はそれほど多くなく、ホームレスも少なかった。
チャージングブルには長蛇の列ができており、中国からのツアー客が列をなしていた。この像はブラックマンデーで株価が大暴落したときにイタリア人の芸術家によりゲリラ的に作られた。今にも突進してきそうな出立で勇ましかった。
レッドキューブはビル群の間に、真っ赤なアンバランスな立方体があり目立っていた。真ん中にある穴は貫通していてビルが間から見れた。無機質な形だけど、燃えるように赤く派手さとはふら腹に、アンバランスな位置で立っていて
他民族が集まり微妙なバランス成り立ってるニューヨークのようだ。
ウォール街の様子
チャージングブル
レッドキューブ
インディアンミュージアム
ツインタワー
チェルシーマーケット
オレオの倉庫を改装して作られた。名古屋の赤レンガ倉庫と同じだ。中はおみあげ、グルメ、新米アーティストの雑貨を取り扱っていた。ニューヨークのトレンドを知るにはいいところ。
チェルシーマーケット
内部
チョコレートの老舗
ハロウィン仕様
床がコイン
ヒューストン美術館
飛行機まで時間があったので現代アート美術館で時間を潰した。展示は3、5、6、7、8階に有り絵画、造形、映像、音楽と五感を使って楽しめた。曲線や影の出し方が見ごとな作品が琴線にふれた。各階にはバルコニーもあり3階にある作品を上からも見ることができて面白かった。外からはハドソン川やビル群も見れて景色もよくゆったりできた。
ダリの絵みたい
ホイットニー美術館